2014/08/18

BunBackup超入門

このブログやホームページ、ヘルプ、解説書で、BunBackupに関する基本的な情報はいろいろ書いてきました。
ただ、BunBackup初心者の方には、情報が分散していてわかりづらいかもしれませんので、ここであらためてBunBackupの入門編を書いてみたいと思います。
なお、ここでは超入門とさせていただいて、入門用のモデルケースを想定して説明していきます。
そのため、このモデルケースがすべての方に当てはまるわけではありません。あらかじめご了承ください。

入門モデルケースとして想定しているユーザーは、今までパソコンは使ってきたけど、バックアップはしてこなかった方で、バックアップを始めるにあたり何をどうしていいのかよくわからないという方です。

では、早速バックアップの準備からを進めていきましょう。

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2009/11/18

Windows終了時にバックアップ2

BunBackupには、バックアップ後にWindowsをシャットダウンする機能があります。
以前、「Windows終了時にバックアップ」という記事で、メニューからこれを実行する方法と、コマンドラインオプションから設定する方法を簡単に書きました。

最近、デスクトップのアイコンからバックアップ後自動でシャットダウンする方法がないかという問い合わせを数件いただきましたので、それについて具体的に説明したいと思います。

この機能を実現させるためには、デスクトップにショートカットを作成し、コマンドラインオプションの「WINEXIT」を利用します。

まず、デスクトップにBunBackupのショートカットを作成します。
ショートカットの作成は、「BunBackupユーティリティー」を利用すると簡単です。

▼BunBackupユーティリティー
http://nagatsuki.la.coocan.jp/bunbackup/utility/utility.htm

BunBackupユーティリティーを起動し、「ショートカット作成」タブで以下のように設定してください。

  1. 「作成場所」で「デスクトップ」を選択する
  2. 「起動後バックアップ開始」をチェックする
  3. バックアップに使用する設定ファイルを「BunBackupの設定ファイル」で指定する
  4. 「ショートカット作成」ボタンをクリックする

これでBunBackupのショートカットがデスクトップに作成されます。

このショートカットをマウスの右ボタンでクリックするとメニューを表示しますので、その中の「プロパティ」を選択してください。
「リンク先」がたとえば以下のようになっています。

"C:\Program Files\BunBackup\BunBackup.exe" "C:\My Documents\Sample.lbk" /AUTO
(パス名は、環境により異なります)

ここの「/AUTO」の部分を「/WINEXIT」にしてください。
これで、このショートカットをダブルクリックしますと、バックアップ後Windowsをシャットダウンします。

なお、この場合はバックアップ結果を表示しませんので、ログを記録することをお勧めします。

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2009/08/20

BunBackupの設定をバックアップ

BunBackupの環境設定で「レジストリを使用する」にチェックを入れていなければ、以下の三種類のファイルにBunBackupの設定が保存されています。

BunBackup.ini (表示関係の設定)
BunBackup.env (環境設定の内容)
設定ファイル (拡張子が.lbkのファイル、バックアップ設定・バックアップ詳細設定の内容)

BunBackup.ini、BunBackup.envは、BunBackup.exeと同じフォルダに保存されています。
設定ファイルは、ユーザーが自由な場所に保存できるようになっています。
設定ファイルはマイドキュメントなどフォルダを決めて一カ所に保存しておくと、バックアップの時に楽になります。

これらのファイルをバックアップしておけば、同じ設定でバックアップすることができます。

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2009/05/11

フォルダがミラーリングされない

ミラーリングの設定にしているのに、バックアップ元で削除したフォルダや名前を変更したフォルダなどが、バックアップ先に残るという問い合わせをいただくことがあります。
この場合、主に二つの原因が考えられます。

一つは、「高速ファイルチェック」機能を使用している場合、
もう一つは、フォルダのアクセス権が設定されている場合です。

高速ファイルチェック機能を使用している場合

高速ファイルチェック機能は速度を優先しているため、フォルダのみのミラーリングは行いません。(そのフォルダにあったファイルは削除されます)

高速ファイルチェック時にフォルダのみのミラーリングをするためには、高速ファイルチェックDB(キャッシュ)にバックアップ先のフォルダの情報が必要になります。そうするとフォルダを保存するためのメモリや処理するための時間がかかることになります。
そのため、この機能を使用している場合は、フォルダのみのミラーリングは行わないことにしています。

どうしても、高速ファイルチェック機能を使用して、フォルダのみのミラーリングも行いたい場合は、通常は高速ファイルチェックでバックアップし、定期的に高速ファイルチェック機能をはずしてバックアップしてください。

高速ファイルチェック機能でも、フォルダのミラーリングをサポートして欲しいという要望をいただくことがあります。
確かにフォルダ数が少ない場合、ミラーリングをしてもかかる負荷はたいしたことはないのですが、この機能を必要としているユーザーさんの中にはたくさんのフォルダを扱っていることも少なくないので現在の仕様にしています。

アクセス権が設定されている場合

高速ファイルチェック機能を使用していないのにフォルダが削除されない場合は、フォルダを削除するアクセス権がない可能性があります。

BunBackupを実行しているアカウントにそのフォルダを削除するアクセス権がない場合、フォルダを削除することができません。
このような場合は、バックアップ先のアクセス権を確認してください。

その他

他のユーザーがバックアップ先にアクセスしている場合は、フォルダを削除できないことがあります。

フォルダ情報が壊れているなど、メディアが破損している場合も、フォルダを削除できないことがあります。この疑いのある場合はドライブのエラーチェックをしてください。

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2007/02/07

掲示板を検索

残念ながらBunBackupの掲示板には検索の機能がありません。
しかし、私は過去の投稿など検索することがよくあります。
そこで、私が行っている掲示板の検索方法をご紹介します。

掲示板には、「ログダウンロード」という機能があります。
この機能を使用すると、過去の投稿をhtmlやCSV形式でダウンロードすることができます。
私は、niftylog形式でダウンロードして、niftylogをemlに変換し、emlをメーラーにインポートしてます。
このようにすると、メールと掲示板の両方を一度に検索できるので、過去に自分や他のユーザーが書いた記事を参照するのに大変便利です。

掲示板は、いろいろなノウハウが書き込まれています。
ぜひ、掲示板を検索して役立ててください
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2007/01/17

CD-R、DVD-Rにバックアップ

今回は、CD-R、DVD-R、DVD+Rなどにバックアップする方法を考えてみたいと思います。

通常、CD-RなどはFDやMDのように簡単にファイルをコピーすることができません。CD-Rにファイルを保存するためには、ライティングソフトが必要になります。(WindowsXPの場合は、OSの機能でCD-Rに保存することができます)
このように、CD-Rなどへは直接ファイルを保存することができないので、バックアップソフトやその他アプリケーションからファイルを保存することができません。

そ こで、CD-Rなどへバックアップする場合は、パケットライトソフトを利用すると便利です。パケットライトソフトを使用すると、CD-RなどをFDのよう に読み書きできるようになります。そのため、パケットライトソフトを利用すると、バックアップソフトからも直接ファイルを保存できるようになります。

パケットライトソフトは市販のものがいくつかあります。私はROXIOのパケットライトソフトを使用して実際にバックアップに使用していますが大変便利です。CD-Rなどのメディアは安価で複製も簡単なので、同じものをいくつか複製して離れた場所に保管しています。

バックアップ先をCD-Rなどにしてバックアップする場合は、バックアップ先にあるファイルをチェックするのに時間がかかります。BunBackupでバックアップする場合は、「高速ファイルチェック」機能を使用すると、大幅にバックアップ時間を短縮できてお勧めです。

パケットライトソフトで書かれたCD-Rなどをリストアする場合は注意が必要です。
パ ケットライトソフトで書かれたCD-Rなどは、専用のソフトをインストールしないと読みことができません。幸いなことに、パケットライトソフトのメーカー で読み込み専用ソフトは、無償で公開されているものもあるようです。そのため、ほかのパソコンでリストアするときには、このソフトかパケットライトソフト をインストールしましょう。
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2007/01/06

USBメモリに簡単バックアップ

最近はUSBメモリを持っている方も多いと思います。
そこで、USBメモリを使用して、日々のバックアップを簡単にする方法を考えてみました。

USBメモリでは容量不足?

まずUSBメモリですが、これは容量が大きいに超したことはありません。最近は大容量のものも安くなってきていますので、比較的安価に大容量のものを入手できるようになりました。そのため、大容量のUSBを購入するのも一つの方法です。

それでも、HDDのファイルをUSBメモリにバックアップするとなると、すぐにいっぱいになってしまうかもしれません。そんなときには、CD-RやDVD-Rなどを兼用してみましょう。
USBメモリがいっぱいになったら、そのファイルをCD-Rなどに焼き、USBメモリのファイルを削除してしまいます。そして、空になったUSBメモリにまたバックアップをしていきます。バックアップのたびにCD-Rなどにファイルを焼くのは面倒ですが、USBメモリを一時的な保存場所として使用すれば、日々のバックアップを簡単に効率化できます。

BunBackupの設定

BunBackupを使用してUSBメモリにバックアップするときは、以下のように設定します。
まず、「機能選択」で
  • ミラーリング
  • 高速ファイルチェック
  • ドライブ接続監視バックアップ
をチェックします。
次に、通常のバックアップ同様に、「バックアップ設定」で
  • バックアップ元フォルダ
  • バックアップ先フォルダ
を設定します。
次に、「バックアップ詳細設定」で
  • ミラーリング
  • 高速ファイルチェック
の機能を有効にします。そのほかの機能は必要に応じて設定してください。
この設定内容を「名前を付けて保存」で、設定ファイルに保存します。

「環境設定」の「監視」タブを開きます。
  • ドライブを監視し接続されるとバックアップを開始する
  • ボリュームラベルによって設定ファイルを切り替える
  • バックアップ後安全な取り外し
をチェックします。
「ボリュームラベル設定」ボタンをクリックします。「+」ボタンをクリックして、USBメモリの「ボリュームラベル」と先ほど作成した「設定ファイル」を設定します。そのほかの項目は必要に応じて設定してください。

USBメモリへのバックアップ手順

では具体的にバックアップの手順を説明します。
といっても、ドライブ接続監視バックアップを使うので、BunBackupを起動して、USBメモリをパソコンに挿すだけです。そうすると
  1. 自動でバックアップが開始される
  2. バックアップ後、結果を表示する
  3. 結果表示を閉じると、USBメモリの「安全な取り外し」が実行される
が自動で実行されますので、後はUSBメモリを外すだけです。

USBメモリがいっぱいになったら

USBメモリがいっぱいになったら、バックアップ結果表示の「エラーファイル」にコピーできなかったファイルが表示されます。
このような状態になったら、USBメモリにあるファイルをCD-R、DVD-Rなどに焼きましょう。
CD-Rなどにファイルを焼いたら、CD-Rなどにファイルが正しく焼かれているかを確認し、問題なければUSBメモリにあるファイルを削除します。
後は従来通り、USBメモリを挿すだけでバックアップが可能です。

高速ファイルチェックの効果は速いだけじゃない

通常、USBメモリのファイルを削除するだけだと、またすべてのファイルがコピーされてしまいます。これではまたUSBメモリがいっぱいになってしまいます。
ここで「高速ファイルチェック」が生きてきます。「高速ファイルチェック」はバックアップ時間を短くする機能ですが、この機能を応用すると、すでにCD-Rなどに焼いたファイルは、USBメモリにコピーされません。
なお、「高速ファイルチェック」機能を使用していますので、USBメモリにあるバックアップしたファイルは直接操作(更新、削除など)しないでください。

いかがだったでしょうか?
設定は若干面倒だったかもしれませんが、日々のバックアップはかなり楽になると思います。

後は必要に応じて、「対象・除外ファイル」「除外フォルダ」「暗号化」など、BunBackupの他の機能を利用して、より効率的で安全なバックアップを行ってください。

もちろん、ここでご紹介した方法は、USB接続HDDやメモリカードにも応用可能です。
HDDのように容量が大きければ、CD-Rなどに焼く手間が省けますので、さらに簡単にバックアップすることができます。
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2006/08/08

曜日ごとにバックアップ

BunBackupの自動バックアップでは曜日の指定ができません。
そのため、決まった曜日にバックアップしたい場合は、Windowsのタスクを利用します。

たとえば以下のように設定してください。
  1. BunBackupを起動する
  2. 「設定」メニューの「機能選択」で「自動バックアップ」をチェックする
  3. 「設定」メニューの「環境設定」-「自動バックアップ」タブを選択する
  4. 「Windows起動時に常駐」ボタンをクリックする
  5. バックアップに使用する設定ファイルを「設定ファイル」に入力する
  6. 「登録先」で「タスク」を選択する
  7. 「登録」ボタンをクリックする
  8. Windowsログイン時の「アカウント」と「パスワード」を入力する
  9. 「スケジュール」タブの「タスクのスケジュール」で「週単位」を選択する
  10. 曜日を選択する
  11. 「開始時刻」を設定する
  12. 「OK」ボタンをクリックする
Windowsのタスクを利用すると、設定によってはレジュームの状態や休止状態からも復帰して、自動でバックアップすることも可能になります。そのため、タスクを利用すると夜中のバックアップも効率的に行うことができます。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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2006/06/01

「マイキャビ」にバックアップ

@niftyに「マイキャビ」というオンラインストレージのサービスがあります。
このサービスが6月1日から20MBまで無料で試せるようになったので、早速試してみました。

このオンラインストレージのおもしろいところは、ネットワークドライブという機能を利用すると、Zドライブとしてアクセスすることできる点です。通常のドライブと同じように扱うことができるため、BunBackupからも直接バックアップがすることができ、非常に便利です。たとえば、「バックアップ先フォルダ」を「Z:\Backup」と入力すると、「マイキャビ」にバックアップすることができます。

オンラインストレージのいいところは、瞬時に違う場所にバックアップできることです。たとえば、外付けHDDやNAS、CD-RやDVD-Rなどにバックアップしていても、同じ場所においてあると、紛失したり、パソコンと一緒に盗難にあったり、災害で壊れたりする可能性があります。
オンラインストレージの場合は、バックアップは違う場所にあるわけですから、近くに置いておくよりも安全です。また、基本的にサービスを提供している側でデータを安全な状態で保管してくれますので、その点でも安心です。

このような利点があるため、オンラインストレージには前から興味があったのですが、利用料金が高かったり、ホームページ上でアップロードしなければならいので面倒だったりして、今ひとつ踏み出せませんでした。
「マイキャビ」の場合、ドライブとして扱えるので、BunBackupと組み合わせれば手間を大幅に省くことができます。利用料金は安くはなってきていますが、自分としては本格的に使用するためには2GBは欲しいので、もうちょっと安くなって欲しいところです。

「マイキャビ」のネットワークドライブは、残念ながらアップロード・ダウンロード時にファイルは暗号化されません(パスワードなどは暗号化されます)。そのため、BunBackupを利用してバックアップする場合は、暗号化機能を使用することをおすすめします。また、アクセスが若干遅いので、「高速ファイルチェック」機能を利用することで、高速にバックアップを行うことができます。

このように、「マイキャビ」はBunBackupとの相性がいいので、もしよろしければ試してみてはいかがでしょうか?

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2006/05/18

何をバックアップすればいいの? 拡張子編

前回「何をバックアップすればいいの?」で、バックアップが必要なファイルについて考えてみました。今回はもう少し細かくバックアップするファイルを考えてみたいと思います。
そこで、拡張子別にバックアップが必要なファイルをリストアップしてみました。なお、拡張子は非常にたくさんの種類がありますので、ここでは代表的なものを取り上げていきます。

BunBackup には、「対象ファイル」「除外ファイル」を拡張子から設定する機能があります。この機能を利用すると、バックアップ元フォルダにある拡張子の一覧とその拡張子に関連づけられているアプリケーションを参照することができます。この機能を利用すると、簡単にバックアップをするファイルを設定することができます。

文書
.txt  テキストファイル
.doc  マイクロソフト Wordの文書ファイル
.jtd     ジャストシステム 一太郎の文書ファイル
.pdf  PDF形式の文書ファイル

表計算
.xls  マイクロソフト Excel」のデータファイル
.123  ロータス 1-2-3のデータファイル
.csv  CSV形式(カンマ区切り)で保存したテキストファイル

グラフィック
.ppt     マイクロソフト PowerPointのデータファイル

データベース
.mdb  マイクロソフト Accessのデータファイル

メール
.dbx  マイクロソフト Outlook Expressのメッセージファイル
.wab  マイクロソフト Outlook Expressのアドレス帳ファイル
.eml  メールソフトのメッセージを個別に保存したファイル

ホームページ
.htm  ホームページのソースファイル

辞書
.dic  MS-IMEやATOKなどの辞書ファイル

画像
.jpg  デジカメの写真などで使用されるJPEG形式の画像ファイル
.bmp  ビットマップ形式の画像ファイル
.gif  GIF形式の画像ファイル
.ico  アイコンの画像ファイル
.png     ホームページなどで利用される画像ファイル

音楽
.mp3     MP3形式の音声ファイル
.wav     WAVE形式の音声ファイル

動画
.mpg  MPEG形式の動画ファイル
.avi  Windowsの動画ファイル
.asf  Windows Media Playerのファイル
.mov     アップルコンピュータ QuickTimeの動画ファイル

圧縮
.lzh     LHA形式の圧縮ファイル
.zip  ZIP形式の圧縮ファイル
.cab  Windowsで利用されるCAB形式の圧縮ファイル

その他
.ini  Windowsやアプリケーションが設定などを保存するファイル
.scr  Windowsのスクリーンセーバーのファイル
.ttc     フォントファイル
.ttf  フォントファイル
.fon  フォントファイル

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