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2014/10/29

BunBackup超入門 まとめ

15回にわたってBunBackupの超入門として書いてきましたが、入門編はここで一旦終了し、ここにまとめておきます。

(1) 何をバックアップするかを決定する

(2) バックアップ先を用意する

(3) BunBackupを設定する

(4) バックアッププレビューで確認する

(5) バックアップを実行する

(6) バックアップが不要なファイルを除外する

(7) いろいろな機能を使用する

(8) バックアップ結果をログに記録する

(9) 定期的にバックアップ元・先ドライブをチェックする

(10) ファイルの更新日時が正しいかをチェックする

(11) 定期的にバックアップ元・先を最適化する

(12) バックアップ先を定期的に交換する

(13) 安易にミラーリング機能を使用しない

(14) よく理解できない機能は使用しない

(15) ヘルプを確認する

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BunBackup超入門(15) ヘルプを確認する

ヘルプを見るのは面倒です。
そのため、多くのユーザーさんはヘルプを見ないのではないかと思います。
本来であればソフトはヘルプを見なくても使用できるようにすべきです。
ただ、そうしますと実装できる機能は限定されてしまいます。

BunBackupにはかゆいところに手が届く機能、特定の用途に便利な機能など、設定項目だけからは理解しづらい特殊な機能も実装しています。
そのため、設定項目を見て「これはどんなときに使用するんだろう」「どのように設定すればいいんだろう」と思ったときには、ヘルプを参照してみてください。
また、BunBackupには設定項目には現れない「間接指定」「コマンドラインオプション」などの機能もあります。
すでにBunBackupを長く使用しているユーザーさんでも、ヘルプを見直すと新たな発見があるかもしれません。

BunBackupはフリーソフトの中では、ドキュメントが多い方なのではないかと思います。
ヘルプはもちろんですが、ホームページにもバックアップ入門FAQなどの様々な情報を載せています。
また、本ブログにもヘルプには書かれていないような細かなことや裏技、その機能を実装した背景なども書いています。
また、BunBackupを使いこなすための情報を網羅した「解説書」もご用意しています。
お時間があるときにでも、これらのドキュメントに目を通していただけるとありがたいです。

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2014/10/16

BunBackup超入門(14) よく理解できない機能は使用しない

BunBackupにはたくさんの機能があります。
機能を使いこなすことで、より自分に合ったバックアップをすることができます。
しかし、機能をよく理解しないで使用している方も多いようです。

たとえば、「高速フェイルチェック」という機能があります。
「高速」という名前が入っているからでしょうか、この機能を理解せず使用している方は多いようです。
高速ファイルチェック機能は、バックアップ先にあるファイル情報をローカル側にキャッシュすることで、ファイル情報取得時間を短縮します。
動作としては特殊なことをしていますので、理解しないで使用するのは危険です。

BunBackupは「バックアップ元フォルダ」「バックアップ先フォルダ」だけ設定すれば、新規・更新されたファイルをバックアップすることができます。
そのため、特に機能を使用しなくても基本的なバックアップは可能です。

基本のバックアップを続けていて、何か足りないことや不便なことが出てきたら、BunBackupの機能を探してみるというのも一つの方法です。
新しい機能を使用する場合は、ヘルプを一読することをお勧めします。
なお、ヘルプを読んで内容をよく理解できない場合は、その機能の使用を見送るか、本ブログやホームページなどを見て勉強し、理解してから使用しましょう。

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2014/10/08

BunBackup超入門(13) 安易にミラーリング機能を使用しない

このブログでも、ヘルプ・解説書・ホームページでも再三ミラーリングの危険性について書いてきましたが、未だミラーリング機能の誤った使い方で、大事なファイルをなくしている方は後を絶ちません。
ミラーリングはファイルを削除する機能ですから、安易に使用しますと大事なファイルをなくしてしまうことになります。

ミラーリング機能は、バックアップ元で削除されたファイルがあれば、バックアップ先にあるこのファイルを削除します。
ミラーリング機能を使用することで、バックアップ元とバックアップ先のファイル構成が同じになりますから、復元(リストア)するときの利便性を考えて、多くの方がミラーリング機能を使用します。

ミラーリングは、ユーザーが不要なファイルを削除したときのための機能です。
しかし、ファイルが削除されるのは、ユーザーが意図してファイルを削除するときだけではありません。
たとえば、ユーザーが誤ってファイルを削除する場合もあります。
また、メディアが壊れてそのファイルが消えてしまう場合もあります。
また、ウイルスに感染にしてファイルが削除される場合もあるかもしれません。
このようにユーザーが意図しないときでもファイルは削除されます。

本来バックアップは、このようなトラブルにも対応できますが、安易にミラーリング機能を使用すると、このようなトラブルに対応できなくなってしまいます。
そのため、ミラーリング機能を使用する場合は十分な注意が必要です。

ミラーリング機能を使用する場合は、以下のように設定・実行することをお勧めします。
  • バックアップ実行する前にバックアッププレビューで削除されるファイルを確認する
  • バックアップ先ドライブがごみ箱に対応していればミラーリングの設定で「ごみ箱使用する」をチェックする
  • 世代管理機能を兼用する
  • ログを記録し削除されたファイルを確認する
特に自動バックアップしている場合は、毎回バックアッププレビューで確認できませんので、事前に設定が正しいかどうか手動でバックアッププレビューで確認してください。
また、世代管理・ログ機能と兼用することを強くお勧めします。

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