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2014/08/29

BunBackup超入門(6) バックアップが不要なファイルを除外する

BunBackupは「バックアップ元フォルダ」「バックアップ先フォルダ」を設定するだけで、新規作成、更新されたファイルのみをバックアップ先にコピーすることができます。
そのため、ファイルバックアップとしては、これだけでも十分です。
ただし、BunBackupにはたくさんの機能が用意されていますので、これらを利用すると、より自分に合ったバックアップが可能になります。

ここではよく使われる機能として、除外ファイルについてご説明します。
バックアップ元にあるファイルでも、バックアップが不要なファイルがあります。
たとえば、アプリケーションによっては、作業ファイルを残すものがあり、このようなファイルはバックアップが必要ありません。
「除外ファイル」機能を使用しますと、ファイルをバックアップ対象から除外することができます。

除外ファイル機能を使用する場合は、「バックアップ詳細設定」を開きます。
下記の手順で「バックアップ詳細設定」を開きます。
  1. メインウインドウの一覧にあるバックアップ設定をダブルクリックする
  2. 「バックアップ設定」を開くので「詳細」ボタンをクリックする
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ここに除外ファイルの設定項目がありますので、ここで設定してください。
「+」ボタンをクリックしますと、除外ファイルを追加できます。

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2014/08/27

BunBackup超入門(5) バックアップを実行する

バックアッププレビューで設定を確認しましたら、バックアップを実行します。
バックアップを実行する場合は、バックアッププレビュー画面から「バックアップ」ボタンをクリックしてください。
バックアップは、「バックアップ」メニューの「バックアップ」、またはツールバーの「バックアップ」ボタンからも実行することができます。

バックアップが実行されましたら、バックアップの進行状態を表示するウインドウを表示し、バックアップが終了しましたらバックアップ結果を表示します。
バックアップに失敗したファイルがある場合は、結果表示の「エラー」という項目にそのファイルが表示されます。
エラーに表示されているファイルをダブルクリックしますと、エラーの原因を表示します。

なお、バックアッププレビュー画面からバックアップを実行した場合は、エラーファイルがなければバックアップ結果は表示されません。

初回のバックアップの場合は、念のためにバックアップ先に正しくファイルがコピーされているかを、OSのエクスプローラーなどから確認することをお勧めします。

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2014/08/25

BunBackup超入門(4) バックアッププレビューで確認する

前回まででバックアップの準備が整いました。
「では早速バックアップ!」ではなく、バックアップ前にバックアッププレビューを実行しましょう。
バックアップレビューは、バックアップする前にコピーするファイルを確認することができる機能です。
バックアッププレビューすることで、バックアップの設定が正しいかを確認することができます。

バックアッププレビューは、「バックアップ」メニューの「バックアッププレビュー」、またはツールバーの「バックアッププレビュー」ボタンから実行できます。
バックアッププレビューを実行しましたら、コピーするファイルの一覧を表示します。
Page11_6

コピーされるフォルダやファイルが正しいかを確認してください。
初回のバックアップはバックアップ先にファイルは存在しませんので、バックアップ元の対象となるファイルがすべて表示されます。

いきなりバックアップをしてしまいますと、大事なファイルが上書きされてしまったり、ミラーリングの機能を使用している場合は削除されてしまったりします。
必ずバックアッププレビューで、設定が正しいかを確認してからバックアップしてください。
特に自動バックアップする場合は、毎回確認できませんので、自動バックアップする前に設定が正しいかをバックアッププレビューで確認しましょう。

また、バックアッププレビューでは、バックアップ先の空き容量と、コピーするファイルの容量を確認することができます。
ここでバックアップ先に必要な空き容量があるかを確認することもできます。

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2014/08/22

BunBackup超入門(3) BunBackupを設定する

BunBackupには様々な機能があります。
様々な機能を使用するためには、それらの機能を理解する必要がありますし、設定項目も多くなり複雑になります。
ただ、BunBackupはいろいろな機能を使用しなくても、最低限の設定で、基本的なバックアップできるようになっています。

BunBackupに最低限必要な設定は、「バックアップ元フォルダ」と「バックアップ先フォルダ」です。
つまり「何をバックアップするか」「どこにバックアップするか」だけ設定しますと、新規作成されたファイル、または更新されたファイルを自動的に抽出してバックアップします。
通常のバックアップはこれで十分です。

では、早速BunBackupを設定していきましょう。
何をバックアップするかを決定する」で、バックアップが必要なファイルは、OSの「ドキュメント」に保存しましょうと提案しました。
また、「バックアップ先を用意する」で、バックアップ先は外付けHDDにしましょうと提案いたしました。
そこで、今回はバックアップ元は「ドキュメント」、バックアップ先は外付けHDDがDドライブとして設定を進めていきます。

BunBackupを起動し、「編集」メニューの「追加」を選択(またはツールバーの「追加」ボタンをクリック)してください。
「バックアップ設定」のダイアログを表示します。

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「タイトル」は何を入力していただいてもかまいません。
「バックアップ元フォルダ」は、バックアップするフォルダのパス名を入力します。
たとえば、「C:\Users\○○○\Documents」と設定します。(○○○はアカウント名)

今回はこのパス名ではなく、間接指定という機能を使用します。
「バックアップ元フォルダ」に「<WIN_マイドキュメント>」と入力します。
これで、BunBackupは自動的にドキュメントの保存場所を検索してバックアップします。
間接指定機能を使用しますと、OSやアカウントの違いなどを意識する必要はありません。

「バックアップ先フォルダ」は、バックアップ先がDドライブと想定していますので、バックアップするフォルダを「Backup」として、「D:\Backup」と入力します。

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「OK」ボタンをクリックしますと、BunBackupに登録されます。
この設定でバックアップ元のファイルをバックアップ先にコピーします。
初回のバックアップでは、バックアップ元にあるすべてのファイルがコピーされますが、次回以降は、新規作成されたファイル、または更新されたファイルのみがコピーされます。

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2014/08/20

BunBackup超入門(2) バックアップ先を用意する

バックアップするためには、バックアップ先が必要です。
バックアップする場合は、バックアップ元とは別のドライブを用意しましょう。
バックアップ元と同じドライブにバックアップしても、そのドライブが故障してしまうと、バックアップしたファイルも取り出せなくなってしまいます。

バックアップ先のメディアには様々なものがあります。
たとえば、HDD、USBメモリ、SDカード、CD-RW・DVD-RW、NASなどです。
バックアップ先に必要な条件としては、以下の二つがあります
  • 容量が十分にある
  • アクセス高速である
まず、バックアップ先には十分な空き容量が必要です。
空き容量が足りないと、必要なファイルをバックアップできません。
また、現在容量が足りていても、バックアップするファイルは日ごとに増えていく傾向にありますので、ある程度余裕も必要です。

アクセス速度も重要です。
アクセス速度が遅いとバックアップに時間がかかってしまいます。
時間がかかりますと、頻繁にバックアップするのが面倒になりますし、時間切れでバックアップを中断しなければならなくなるかもしれません。

このように考えますと、一般的にバックアップに適しているのはHDDになります。
バックアップ用には、外付けHDDをお勧めします。
外付けHDDは壊れても簡単に交換できますし、複数の外付けHDDにバックアップするということもできます。
外付けHDDを購入する場合は、USB3.0以上に対応しているものをお勧めします。
これはアクセスが高速なためです。
なお、HDDをUSB3.0にする場合は、パソコン側もUSB3.0に対応している必要がありますし、専用のケーブルも必要になります。

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2014/08/18

BunBackup超入門(1) 何をバックアップするかを決定する

最初に行うのは、何をバックアップするかを決めることです。
バックアップしなければならないファイルとは何でしょうか。
バックアップが必要なファイルは人によって異なりますが、基本は無くなると困るファイルです。
たとえば、デジカメなどで撮影した写真、自分で作成したWordやExcelなどのファイルなどは、無くなると元に戻すことはできません。
無くなって困るファイルは必ずバックアップしましょう。

バックアップが必要ないファイルもあります。
たとえば、CDからインストールしたOSやアプリケーション関係のファイル、いつでもホームページからダウンロードできるファイルなどです。
これらはパソコンが壊れて取り出せなくなっても、CDなどから復元できます。

バックアップする容量が大きくなると、時間やコストがかかります。
そのため、何をバックアップするかを考え、バックアップするファイルを少なくすることは重要です。
もし、何をバックアップしていいかわからない、とにかくすべてをバックアップしたいという方は、BunBackupのようなファイルバックアップソフトではなく、イメージバックアップソフトを使用することをご検討ください。

バックアップが必要なファイルが決まりましたら、これらのファイルは一カ所に集めておきましょう。
一カ所に集めておくことで、バックアップにかかる手間を省くことができますし、管理が楽になります。
集める場所は、OSの「ドキュメント」(またはマイドキュメント)をお勧めします。
ファイルを分類して保存しておきたい場合は、ドキュメントにサブフォルダを作成して分けて保存してください。

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BunBackup超入門

このブログやホームページ、ヘルプ、解説書で、BunBackupに関する基本的な情報はいろいろ書いてきました。
ただ、BunBackup初心者の方には、情報が分散していてわかりづらいかもしれませんので、ここであらためてBunBackupの入門編を書いてみたいと思います。
なお、ここでは超入門とさせていただいて、入門用のモデルケースを想定して説明していきます。
そのため、このモデルケースがすべての方に当てはまるわけではありません。あらかじめご了承ください。

入門モデルケースとして想定しているユーザーは、今までパソコンは使ってきたけど、バックアップはしてこなかった方で、バックアップを始めるにあたり何をどうしていいのかよくわからないという方です。

では、早速バックアップの準備からを進めていきましょう。

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2014/08/17

BunBackup 64bit版公開

BunBackupの64bit版を公開しました。
http://nagatsuki.la.coocan.jp/bunbackup/

BunBackup 64bit版を使用しますと、64bit版のWindowsでロックファイルコピー機能を使用することができます。
また、バックアップ対象となるファイル数、パソコンの空きメモリ容量など、環境によってはパフォーマンスが向上する可能性があります。

なお、通常のBunBackup(32bit版)でも、64bit版のWindowsで動作します。
BunBackup 64bit版は、64bit版のWindowsでロックファイルコピー機能を使用したい場合や、大量のファイルをバックアップする場合などのときにお試しください。

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