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2008/10/15

省メモリバックアップ

今回のバージョンアップで、「省メモリバックアップ」という機能を追加しました。

BunBackupは高速にバックアップするために、バックアップ元、先のすべてのファイル情報を一度に取得し処理しています(高速バックアップエンジン)。このバックアップエンジンの欠点は、バックアップ元、先のファイル数が数十万、数百万など、非常に多くなるとメモリを消費してしまうことです。一般的なバックアップでこれほどファイルが大量になることはまれだと思いますが、BunBackupはサーバーのバックアップなど、非常に大量のファイルを処理するユーザー も多く、このような場合にはメモリ不足になることがあります。

そこで、今回「省メモリバックアップ」という機能を実装しました。
この機能は、一度にすべてのファイル情報を取得するのではなく、フォルダごとにファイル情報取得しバックアップしていきます(省メモリバックアップエンジン)。
たとえば、Aフォルダ、AのサブフォルダにBフォルダがある場合は、以下の手順でバックアップします。

  1. バックアップ元、先のBフォルダのファイル情報を取得する
  2. Bフォルダを比較してコピーするファイルを抽出する
  3. 抽出したファイルをコピーする
  4. バックアップ元、先のAフォルダのファイル情報を取得する
  5. Aフォルダを比較してコピーするファイルを抽出する
  6. 抽出したファイルをコピーする

このバックアップエンジンは、一度に取得するファイル情報が一つのフォルダにあるファイル数分なので、少ないメモリでバックアップすることができます。
省メモリバックアップエンジンは高速バックアップエンジンよりも若干効率が悪いため、通常は遅くなりますが、バックアップの環境や設定によっては省メモリバックアップの方が速くなる場合もあります。空きメモリ容量が少なくてメモリスワップが発生する場合や、非常に大量のファイルをバックアップする場合 は、省メモリバックアップ機能を試してみてください。また、自動バックアップなどバックグラウンドで動作する場合も負荷がかからす有効ではないかと思いま す。

制限事項

省メモリバックアップは、一度に多くのメモリを消費する機能は使えなくしてあります。
省メモリバックアップ時に使用できない機能としては以下のものがあります。

  • バックアッププレビュー
  • 圧縮機能
  • 高速ファイルチェック機能
  • ログの回数制限機能
     

注意事項

高速バックアップエンジンと省メモリバックアップエンジンは独立しています。
そのため、高速バックアップエンジンで動作しているとき と、省メモリバックアップエンジンで動作しているときは、全く別のバックアップソフトだと考えてください。バックアップ処理の順番、バックアップ中の表示、バックアップ結果表示、ログのフォーマットなど、多くの部分で異なります。

基本的にどちらのバックアップエンジンを使用しても結果は同じになります。ただし、以下の場合は動作が異なりますので注意してください。
たとえば、A → B、B → C の設定を一度にバックアップした場合、省メモリバックアップエンジンはA → Bを実行してからB → Cを実行しますが、高速バックアップエンジンはAとBのファイル情報を一度に取得してからバックアップします。そのため、このような場合はバックアップエンジンによって動作が異なります。

省メモリバックアップ時は、メモリ節約のため新しいログフォーマットで記録されます。
そのため、BunLogMailなどログフォーマットを扱うソフトは、このフォーマットに対応する必要があります。
現在公開中のBunLogMailは、まだ新しいログフォーマットに対応していませんが、後日対応版を公開する予定です。

 

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