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2007/04/25

圧縮バックアップはお勧めしない

圧縮バックアップはバックアップ先の容量が足りない場合には大変便利な機能です。
ただ、個人的にはアーカイブ系(複数のファイルを一つにまとめるタイプ)の圧縮バックアップはあまりお勧めしません。

BunBackupに圧縮バックアップ機能があるのに何で? と思うかもしれません。
私が圧縮バックアップをお勧めしない理由は二つあります。

一つは、アーカイブされ圧縮されたファイルが壊れてしまうと、その中に入っているすべてのファイルが取り出せなくなる可能性があるからです。また、圧縮に何らかの不具合があった場合も、ファイルを取り出せなくなる可能性があります。
バックアップしたファイルが壊れてしまっては、バックアップの意味が無くなってしまいます。
そのため、できるだけ安全な方がいいと考えています。

もう一つは、バックアップに時間がかかるということです。
多くの人たちがバックアップをしないのは、面倒だからではないでしょうか。何も生み出さない作業に、時間や手間をかけるのは無駄だと感じるのかもしれません。
そのため、バックアップには時間がかからないのも重要だと考えています。

ただ、物理的にバックアップ先の容量が足りない場合は、圧縮バックアップは有効です。そのため、安易に圧縮機能を使用せず、必要に応じて使い分けるようにしましょう。

圧縮しなくても、バックアップ先の容量を少なくする方法もあります。
たとえば、「対象・除外ファイル」「除外フォルダ」機能を使用すれば、不要なファイルをコピーせずに済み、容量の節約になります。

また、お金はかかりますが、バックアップ先の容量を増やすというのは最善の方法です。
「お金かけるのはやだ!」と言う人も多いと思いますが、バックアップは一種の保険です。あまり保険をケチると、後で痛い思いをすることになるかもしれません。
これを機会に、手元にあるファイルがどれくらい価値があるかを考えてみてはいかがでしょうか。

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2007/04/17

BunBackup テスト版 Ver.3.0g3公開

BunBackup テスト版 Ver.3.0g3を公開いたしました。
http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/bunbackup/next/next.htm

動作テストのご協力よろしくお願いいたします。
不具合を発見された場合や、ご意見・ご要望などがありましたら、メールや掲示板などでお知らせください。

今回のバージョンアップの主な変更点は以下の通りです。

  • 自動バックアップ中にウインドウの「×」(閉じる)ボタンをクリックしたとき、BunBackupを終了しないように変更
  • 「バックアップ詳細設定」の「対象(除外)ファイル追加」で、複数のファイルを指定したときに、余分な空白のファイルが追加されるのを修正

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2007/04/12

Vista対応

次のバージョン(Ver.3.0)からWindows Vistaに対応する予定です。
(現在公開しているテスト版は、Vistaに対応しています)

現在のバージョンでもほとんどは動作しますので、そのまま使用することも可能です。
ただ、いくつか動作しないところがあります。動作しないのは以下の3点です。

  1. ヘルプ表示
  2. 「環境設定」-「関連付けする」
  3. 「ドライブ監視接続バックアップ」の「バックアップ後安全な取り外し」

「1」については、Vistaが標準でWinHelpをサポートしていないためです。これは、次のバージョンからHTMLヘルプにすることで対応します。

「2」については、Vistaがレジストリのアクセスに制限をかけているためです。これはバックアップには直接関係ないので、時間ができたときにでも対応を考える予定です。

「3」については、VistaがDDK関連のAPIを仕様変更したためです。これは、次のバージョンで対応します。「3」の対応はかなり苦労しました。まだVistaに関する資料があまりないため、DDKと格闘しながら何とか解決し、無事正しく動作させることができました。

現在、Vistaに対応したテスト版を公開していますので、VistaでBunBackupを使用するユーザーがいらっしゃいましたら、是非試してみて動作報告していただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

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