2009.10.29

バックアップと同期は違う

バックアップと同期は、本来目的が異なります。
バックアップは、ファイルの複製を作成することが目的ですし、同期(シンクロナイズ)は二つのフォルダを同じ状態にすることが目的です。

どちらも動作が似ているため、バックアップソフトを同期に使用したり、同期ソフトをバックアップに使用したりすることは可能です。
しかし、これらのソフトの違いを理解していないと、トラブルの原因になります。

これら大きな違いは、バックアップが一方向のファイルコピーなのに対して、同期は双方向のファイルコピーだということです。
また、同期はファイル削除を伴います。

たとえば、同期ソフトをバックアップに使用すると、大事なファイルが上書きされたり、削除される場合があります。
また、バックアップソフトを同期に使用すると、意図したファイルがコピーされない場合があります。

BunBackupはバックアップソフトですが、ミラーリング機能があるため、同期に使用する方もいらっしゃいます。
BunBackupのミラーリング機能が、同期ソフトと大きく異なる点は、バックアップ元のファイルを変更・削除しないということです。BunBackupは、大事なバックアップ元のファイルを守るため、このような仕様になっています。

ただ、安易にミラーリング機能を使用することはお勧めしません。
これは、ミラーリング機能を使用した場合、謝って削除したファイルやウイルスに削除されたファイルなどを、復元できなくなるためです

バックアップは何らかのトラブルが発生したときに、元の状態に戻すことを目的としています。
ミラーリング機能を使用してしまうと、自分が行っているのがバックアップなのか同期なのかが曖昧になってしまうため、トラブルの原因となります。

ミラーリング機能を使用する場合は、バックアップに本当に必要なのかをよく考えるようにしてください。
ミラーリングする場合は、「バックアッププレビュー」で削除されるファイルがあるかを確認する習慣を付けてください。
自動バックアップなど「バックアッププレビュー」が使用できない場合は、世代管理機能をを使用することをお勧めします。

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2009.10.24

誰でもバックアップできる環境を作れないか3

以前、誰でもバックアップできる環境を作れないか誰でもバックアップできる環境を作れないか2を書きました。

今回は新しい企画や新ソフトを開発したという話ではありませんが、新しいバージョンの機能がこの続きという話を書きたいと思います。

バックアップ初心者にとって難しいのは、何をバックアップしたらいいのか、また、どのように設定したらよいのかがわからないことです。
そこで、BunBackupユーザーさんにお願いです。
バックアップがわからない人のために、設定をしてあげてください。

ただ、バックアップ元フォルダなどは「マイドキュメント」のように、OSやユーザーによって異なる場合があり、いちいち設定するのが大変です。
このときに、Ver.3.3から採用された「間接指定」機能が役に立ちます。
間接指定を利用すると、一つの設定ファイルを多くの人と共有できます。
とりあえず、一般的なものであれば、「編集」メニューの「アプリケーション名から追加」を利用すると、簡単に間接指定することができます。

会社の同僚や友人・知人、ご家族などが、大切なファイルを無くさないように、ぜひバックアップを勧めてください。
そして、作った設定ファイルをいろいろな人に配ってください。

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2009.09.08

間接指定を体験してみよう2

この設定ファイルをダウンロードして、BunBackupのテスト版(Ver.3.3b1以降)で開いてみてください。
設定ファイルを開くと、最初にバックアップ先を設定するダイアログを表示します。
ここでバックアップ先を指定してください。(たとえば、「D:\Backup」など)
バックアップ設定を開いたら、「バックアップ」メニューの「バックアッププレビュー」を実行してみてください。

このように、間接指定を使用すると、設定ファイルを配布したり共有したりすることが簡単にできます。
絶対パスで指定すると、OSやログイン名によって場所が変わってしまうため、設定を共有することは難しくなりますが、間接指定ではこれが可能になります。

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2009.09.02

間接指定を体験してみよう

バックアップ元・先フォルダを間接指定してみようといっても、一般の方には敷居が高いかもしれません。
そこで、まず簡単な方法で間接指定を体験してみましょう。

実は間接指定は簡単に体験できます。
BunBackup Ver.3.3b1以降で、「編集」メニューの「アプリケーション名から追加」を選択してください。
アプリケーションなどの一覧がありますので、自分が使用しているアプリケーションをチェックしてください。何もない場合は、とりあえず「マイドキュメント」をチェックしてください。
次に、「バックアップ先フォルダ」を設定し、「OK」ボタンをクリックしてください。
これで、「バックアップ元フォルダ」が間接指定で設定されたと思います。
この状態で、バックアップが可能になります。

面白いのは、この設定ファイルを保存し、他のパソコンに持って行っていって、バックアップ先だけ書き換えればバックアップが可能になることです。
通常、バックアップ元を絶対パスで指定した場合は、OSやログイン名などによって変わってしまうのですが、間接指定ではBunBackupが自動でそれを行います。

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2009.08.29

間接指定のアイデア募集

通常バックアップ元やバックアップ先はフルパス名で設定します。
これを、間接的に指定しようというのが「間接指定」です。
詳しくは、テスト版のヘルプやこちらを参照してください。

現在、このような機能があります。
この他に、もっとこんな間接指定ができれば便利なんじゃないか、といったアイデアを募集します。

バックアップ元・先を間接指定を利用すれば、設定する人と、バックアップする人を分けることができ、バックアップする人がより簡単になるのではないかと考えています。
ぜひ皆さんのアイデアをメールで送ってください。
よろしくお願いいたします。

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2009.07.26

誰でもバックアップできる環境を作れないか2

前回「誰でもバックアップできる環境を作れないか」の続きです。

残念ながら、誰でもバックアップする環境を私一人で作ることはできません。
そこで、自分は何ができるだろうかと考えました。

そこで、考えたのが以下の企画です。

  • 専用バックアップソフト作ります企画
  • みんなで作ろうバックアップソフト企画

専用バックアップソフト作ります企画

この企画は、フリーソフトやシェアウェアを公開している方に、無償で専用バックアップソフトを提供するという企画です。
バッ クアップするためには、バックアップしなければならないファイルがどこに存在するかを知らなければなりません。しかし、これを調べるのはパソコン初心者に は簡単ではありません。そこで、各アプリケーションに専用バックアップソフトがあれば、バックアップが楽になるのではないかと思いました。

しかし、この企画は失敗でした。
この企画で作成したバックアップソフトはわずかです。
宣伝不足、企画の問題、ソフトの問題などいろいろな問題点が考えられますが、フリーソフト、シェアウェア作家さんたちがあまりバックアップソフトに興味がないということもあるのかもしれません。

みんなで作ろうバックアップソフト企画

こ の企画は、バックアップに詳しいユーザーさんから各アプリケーションのバックアップの情報を送っていただき、その情報を元に設定ファイルを作成し配布しよ うという企画です。設定を共有することで、パソコン初心者でも簡単にバックアップができるようになるのではないかと考えました。

こちらは数人の方にご協力いただき、ここのホームページでいくつかの設定を公開しています。
しかし、この企画も参加していただけるユーザーさんが少なく、対応アプリケーションが増えていないのが現状です。前回の企画の失敗がありましたので、こちらの企画の参加者が少ないことは予想していましたが、やはりユーザーさんの協力を得るというのは難しいのかもしれません。

どちらの企画も窓の杜さん(専用バックアップソフト作りますみんなで作ろうバックアップソフト)に紹介していただいたので、ある程度の宣伝効果はあったと思います。
それでも参加者が少ないということは、企画自体に問題があったではないかと思っています。

多くの人がバックアップするようになり、皆さんが不幸な事故に遭わないようにするよい方法はないでしょうか?

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2009.07.25

誰でもバックアップできる環境を作れないか

ときどき皆さんがどのようなバックアップソフトを望んでいるかを調べるためにブログを検索しています。その際、「パソコンのデータがすべて飛んだ」「子供の写真が消えた」「仕事のファイルが壊れて納期に間に合わない」など、様々な悲鳴を目にします。

このブログで何度も書いていますが、パソコンを使っている人はバックアップは必須です。しかし、多くの人はバックアップしません。一度痛い目にあった人でも、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、時間が経つとバックアップを怠る人が多いのかもしれません。
パソコンは頻繁に故障することはないかもしれません。しかし、ハードウェアはいつかは故障します。

多くの人にとってバックアップは難しくて面倒なものです。
では、すべての人がもっと簡単にバックアップする環境は作れないのでしょうか。

現在バックアップはユーザーが意識して行う必要があります。
しかし、バックアップには知識が必要ですし、手間や時間もかかります。また、ある程度お金がかかります。

そこで、自分ができることはないかと考えました。
それが以下の二つの企画です。

次のブログに続きます。

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2009.07.08

バックアップに時間をかけてはいけない

バックアップに時間をかけてはいけません。
バックアップに時間がかかると面倒になり、結局バックアップしなくなってしまいます。

日頃のバックアップは、できるだけ短時間で終わらせるようにしましょう。
そのためには、工夫が必要です。

まず基本から
  • バックアップ先は高速なドライブにする(外付けHDDなど)
  • 定期的にドライブのデフラグ(最適化)をする
あまりお勧めしませんが、Windowsの設定で高速化できる場合もあります
(下記の設定は危険な場合もありますので十分注意してください)
(環境によっては速くならない場合もあります)
  • ファイルコピーのバッファを増やす(レジストリの変更)
  • バックアップ先がUSB接続の場合は遅延書き込みにする
コピー時間を短くするためにバックアップするファイルを選別するという方法もあります。
まず、ファイルにランクを付けましょう。
たとえばこんな感じです。
  1. 無くすと困るファイル
  2. できれば無くしたくないファイル
  3. 無くしてもあきらめられるファイル
  4. 無くしても困らないファイル
1から3までバックアップしても時間がかからない場合は、これらすべてをバックアップしましょう。
もしこれに時間がかかるようであれば、1(可能であれば2)は頻繁にバックアップし、3はたまにバックアップするなど、バックアップ頻度を調整してください。
また、できれば定期的にイメージバックアップでドライブ全体をバックアップするとよいと思います。

BunBackupの機能としては、「高速ファイルチェック」「対象ファイル」「除外ファイル」「除外フォルダ」機能などを利用すると、環境によっては高速化することができます。

その他、短時間にバックアップする方法をいろいろ検討してください。
短時間でバックアップする方法は、何回かこのブログに書いていますが、たとえば「短時間でバックアップするコツ」などが参考になるかもしれません。


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2009.06.17

RichCopy(robocopy)は速い?

速いという噂のrobocopyに以前から興味がありました。
窓の杜でRichCopyが記事になったとき に、これはベンチマークを取ってみようと思い、前回行ったベンチマークと同じ条件で比べてみることにしました。

いろいろテストしてみたのですが、どうも自分の環境だとRichCopyが速くありません。
デフォルト値ではもちろんですが、それぞれのスレッド数を変更したり、「システムキャッシュを使用しない」「ディスクアクセスを並列化しない」を切り替えたり、ファイルコピーキャッシュサイズを変更したりと、いろいろ設定を変更して試してみましたが速い設定が見つかりません。

試した限りでは最も速かった設定は
スレッド数(ディレクトリ検索:1、ディレクトリのコピー:3、ファイルのコピー:1)
システムキャッシュを使用しない
ディスクアクセスを並列化しない
ファイルキャッシュサイズ4MB
となりました。

もしかすると、もっとこの環境にあった設定があるのかもしれませんが、設定の組み合わせを探すのは容易ではないですね。
それと、同じ環境でもファイルサイズによって速度が異なるので、ファイルサイズが混在している場合などはさらに難しくなりそうです。
もし誰かローカル接続HDDへコピーする場合の最適な設定方法をご存じの方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。

以下にBunBackup、FastCopy、Fire File Copy、TeraCopy、RichCopy のベンチマークを載せておきます。
なお、速度はそれぞれの環境に依存します。今回の結果はこちらで試した結果であり、他の環境では違う結果になる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

パターン1
526KBのファイルを1007個バックアップしたときの時間(秒)
Pattern1







パターン2
2MBのファイルを483個バックアップしたときの時間(秒)
Pattern2







パターン3
4MBのファイルを279個バックアップしたときの時間(秒)
Pattern3







パターン4
10MBのファイルを98個バックアップしたときの時間(秒)
Pattern4







パターン5
71MBのファイルを18個バックアップしたときの時間(秒)
Pattern5

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2009.06.10

常時接続のメディアにバックアップしてはいけない

「常時接続のメディアにバックアップしてはいけない」といっても、これは絶対という訳ではなく、できればそうした方がいいという提案です。

バックアップ先を外付けHDDやNASにしている人は多いと思います。このとき、HDDやNASであればパソコンに常時接続にしているのが普通でしょう。
特に自動バックアップをしている人は、常時接続が必須だと思います。

しかし、常時接続にはデメリットがあります。
たとえば、雷が落ちてパソコンが壊れてしまった場合、HDDなども一緒に壊れるかもしれません。
パソコンが盗難にあった場合、一緒に近くにあるHDDが盗まれるかもしれません
バックアップ元のファイルが壊れていたり、ウイルスに感染したりしていると、大事なバックアップ先のファイルも壊れるかもしれません。
誤操作で削除してしまったファイルがある場合、ミラーリングしてしまうと必要なファイルまで削除されるかもしれません。

このようなことから、常時接続ではファイルを守れないことがあります。
そのため、自動バックアップ以外は、バックアップ先のメディアはバックアップするときにだけ接続し、パソコンとは違うところに保存することをお勧めします。
(バックアップメディアとして、ポータブルHDDがお勧め)

いちいち接続するのは面倒くさいかもしれませんが、BunBackupは「接続監視バックアップ」機能があります。
この機能は、メディアが接続されたときにバックアップを自動で開始する機能で便利です。

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