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2016/06/06

無くてはならないユーザーの協力

ソフトを作成・公開する場合は、以下のような作業を行います
  1. 設計
  2. プログラミン
  3. 動作テスト
  4. ヘルプなどのドキュメントの作成
  5. ホームページの作成
  6. 公開の手続き(ベクター、窓の杜など)
  7. ユーザーサポート
個人が作るフリーソフトの場合は、これらすべてを一人で行わなければなりません。
仕事ではなく趣味として行うわけですから、開発や動作テストなどに使える時間は限られます。
また、通常個人は何台もパソコンを所有しているわけではありませんし、OSも何種類も所有しているわけではありません。
そのため動作テストできる環境も限られます。

そのため、ユーザーさんからの動作報告は非常に重要です。
実際、BunBackupは多くのユーザーさんから動作報告していただくことで、不具合を修正してきましたし、多くの環境でより快適に動作するヒントもいただきました。
個人が一人で開発する場合は、ユーザーさんの協力は欠かせません。

不具合の報告だけでなく、どのような環境で動作したかということも重要な情報です。
たとえば、ユーザーさんからの質問で「このような環境で動作しますか?」「このOSで動作しますか?」というものがありますが、これもユーザーさんから動作報告があれば、すぐに回答することができます。

それと、ユーザーさんからの要望も重要です。
一人でソフト開発をしていると、どうしても機能が片寄ったり、特定の環境でのみ高速で動作したりします。
そのため、どのようにすると使いやすいのか、どのような機能が欲しいのか、どのような環境で使いたいのかがわかると、今後の開発の参考になります。

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2016/06/03

ソフトの批判について思うこと

作ったソフトは自分の「作品」なので、けなされるのはあまり気分のいいものではありません。
ただ、いろいろなユーザーさんがいますので、これはある程度は仕方がないことだと思っています。
ソフトの批判がフリーソフト作者に与える影響はどうなのかというと、これは個人差が大きいのではないでしょうか。

では私がどう感じているかというと、これは批判の内容によります。
その批判が開発の参考になるものは、ショックを受けますが前向きにとらえるようにしています。

それに対して、単に「このソフト使えねえ~」のような漠然とした批判や、的外れな批判(間違った指摘など)は気になりません。
この人はソフトを批評するスキルを持ち合わせていないんだなあ(残念)と思うだけです。
馬鹿にするだけなら誰でもできますが、批評するのは高いスキルが必要だと思っています。

ソフトに不満があって批判するときは、どのような問題があるのか、どのような動作を期待しているのかなどを、できるだけ具体的に書いていただけると、今後の開発に役立てることができます。

それと、批判するときにTwitterや掲示板、ご自分のブログなどに書くのではなく、できれば直接メールなどでご連絡いただけると助かります。
批判するのであれば、それを報告・提案という形で直接開発者に伝えた方が、より多くの人の利益になるのではないでしょうか。

開発者によっては批判されると落ち込んだり、開発のモチベーションが下がったりする方もいらっしゃいます。
(フリーソフト作者は普通の一般人で、匿名の批判にはなれていません)
そうなると、開発者のモチベーションが下がり、回り回って結局ユーザーさんの不利益になるのではないかと思います。
開発者とユーザーさんが協力できれば、みんながハッピーになるのではないでしょうか。

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2016/06/02

フリーソフトの存在意義とは

ユーザーにとってのフリーソフトの意義ってなんでしょう。
もちろん無料ということが大きいのでしょうけど、それ以外にソフトの選択肢が広がるという意義もあるのではないでしょうか。

企業が開発する市販ソフトは、儲かると見込めなければ開発されません。
企業もフリーソフトを作成していますが、それは直接的、または間接的に利益を得ることを目的としているものがほとんどでしょう。
その点、個人が開発するフリーソフトは儲けとは無関係に開発することができます。

世の中に企業が開発するソフトしかなければ、選択肢が狭まり自分の欲しい機能を手に入れることができないかもしれません。
そのため、個人が自由に作って公開しているフリーソフトは、選択肢を広げる重要な役割を担っているのではないでしょうか。

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2016/06/01

フリーソフト開発は楽しいのか

フリーソフトを公開していると「無料のソフトを公開して楽しいんですか?」と聞かれることがあります。
これ、回答がすごく難しいんですよね。
自分の場合、プログラミングは好きです。すごく楽しい。
じゃあ、作ったソフトを公開することが楽しいのかというと、「うーん」と考えてしまいます。

ちょっと古い話になりますが、インターネットが普及するよりも昔、パソコン通信の時代は、プログラマを応援するコミュニティがあったような気がします。
ちょっとした出来損ないのソフトを作ってドキドキしながら公開すると、「もっとこうした方がいいんじゃない」「ここの動作おかしいよ」「こんな機能は付けられない?」のようなリアクションがありました。
ユーザー側にも協力してソフトを育成していくという意識があったように思います。
このやりとりが楽しかった。

昔のフリーソフトにはシェアウェア化するというチャンスもありました。
ソフトをフリーソフトとして公開し、ユーザーに鍛えていただいて、ユーザーも増えてくれば、シェアウェアにしてある程度の収入を得ることもできました。
つまり、プログラミンする楽しみだけでなく、公開する楽しみもありました。

現在はこのような楽しみが少なくなり、フリーソフト作家のモチベーションを上げるのが難しくなってきているのかもしれません。
モチベーションだけが原因ではないと思いますが、実際フリーソフトの公開をやめる方は増えてきていますし、公開していても開発がストップしているものも少なくありません。
今後フリーソフト作家が増え、フリーソフトが増えることを切に願っています。

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