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2015/10/13

窓の杜の特別企画で掲載されたクラウドバックアップの記事を読んで

窓の杜の特別企画で以下の記事がありました。
高機能バックアップソフト「Acronis True Image Cloud」を試す

クラウドへのバックアップで、バックアップ、リストアにかかる時間が気になっていましたので、実際に測定した時間が掲載されていて大変参考になりました。

使用容量が31GBのパソコンで、バックアップに要した時間が50.27分、復元に要した時間が71.92分とのことでした。
31GBですと、おそらく素のWindowsに近い容量なのではないかと思いますので、あまりアプリケーションやデータファイルがない状態ではないかと予想します。

私のパソコンを調べてみますと、使用容量は約300GB程度です。
バックアップ時間が単純に容量に比例するわけではないかもしれませんので参考にはなりませんが、容量比で計算しますと、私のパソコンではバックアップに約8.1時間、復元に11.6時間かかることになります。

これは初回にかかった時間ですから、次回からのアップロード容量は少なくなりますので、時間は大幅に短縮されるはずです。
そう考えますと、十分実用的なバックアップ時間ではないかと思いました。

ただ、問題は復元にかかる時間です。
状況によっては至急復元したい場合もありますから、仮に11.6時間かかるとすると厳しいこともあると思います。
これはクラウドバックアップがだめということではなく、クラウドバックアップをするのであれば、HDDなどへのバックアップと兼用した方がいいのではないかということです。
クラウドバックアップの最大の利点は、バックアップ先の場所を分散できることにあります。そうすることで、盗難や災害などにも対処できます。

なお、この記事でインターネット回線はフレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ(上り下り共に1Gbps)を使用しており、ネット回線としてはかなり恵まれた環境でのバックアップです。
また、ISPではアップロード容量に制限を設けている場合があり、ISPや容量によってはバックアップできない可能性もあることは注意した方がいいと思います。

記事後半でAcronis True Image Cloud(ATI)とBunBackupの速度が比較されていますが、これはあまり意味がありません。
そもそもCドライブまるごとバックアップするのであれば、バックアップ方法から考えてATIが有利でしょう。
もともとATIはドライブまるごとバックアップするためのソフトですし、BunBackupはドライブまるごとバックアップするためのソフトではありません。バックアップの用途が違いますし、それぞれ用途に合った最適化がされています。
おまけに初回(バックアップ先にファイルがない状態)のバックアップ時間を比較しているようですが、これですと差分ファイルバックアップのメリットが全く働きません。
なぜこのような比較を行ったのかよくわかりませんが、「特別企画」なのでしょうがないのでしょうかね(苦笑)

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