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2012/01/21

イメージバックアップからのリストアに失敗

年末にパソコンのメモリが壊れていることが発覚し、まだ保証期間内だったので、メーカーに送って対応してもらいました。
その際、HDDが初期化される可能性があるとのことだったので、BunBackupでファイルバックアップを行い、イメージバックアップソフトでもバックアップしておきました。
メーカーで修理してもらった際に、念のためにHDDも交換されたとのことで、HDDは出荷状態で返却されました。

(パソコンはエプソンダイレクトのものですが、対応が早く、あっという間に修理されて戻ってきました。さすがエプソン。年末の忙しいときだったので非常に助かりました)

そこで、イメージバックアップからリストアしようとしたのですが、バックアップファイルが壊れているとのことでリストアができませんでした。
三世代のフルバックアップを残しておいたのですが、結局一番古いバックアップファイルだけがリストア可能で、そこからようやくリストアできました。

ファイルバックアップをしてあったので実害はなかったのですが、最新のイメージバックアップファイルが利用できなかったため、アプリケーションのインストールし直しや、OSやアプリケーションの設定などに時間が取られてしましました。

リストアできなかった原因はイメージバックアップソフトのせいではなく、私の環境やバックアップ先の問題の可能性もあります。
そのため、イメージバックアップソフトに問題があるとは考えていません。
ファイルバックアップでも、バックアップ先のファイルが壊れていることはあります。

ただ、イメージバックアップの問題点は、バックアップファイルが使えなくなると、一つのファイルも救い出せないことです。
そのため、イメージバックアップをするときは、数世代のバックアップファイル(増分、差分ではなく完全バックアップ)を残すことをお勧めします。
また、ファイルバックアップと兼用するとよいと思います。

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2012/01/02

フリーソフトがもっと増えるためには 2012年版

ブログを見返していたら、去年の1月に「フリーソフトがもっと増えるためには」という記事を書いていたので、それについて現在思っていることを書いてみます。

なぜか日本では、フリーソフトはボランティアが作るもので、お金の話はタブー視されます。また、フリーソフトがシェアウェアになったり、広告を表示したりすると、ネット上で非難されることがあります。
自分はこのことについて違和感があります。

シェアウェア
私は古くからフリーソフトを使用していますが、昔は人気のあるフリーソフトがシェアウェア化することは珍しいことではありませんでした。
シェアウェア化してお金を儲けたという噂を聞いたり、その資金で起業したりしたという話を聞いたりすると、自分もそんな風に成功できたらいいなあと思っていました。

インターネットが普及するようになって、フリーソフト(ここでは自由なソフトという意味も含む)がクール(かっこいい)と言われるようになり、シェアウェアが減ってフリーソフトが増えてきたような気がします。

ユーザーはフリーソフトが増えたことにより、ソフトは「ただ」で手に入るものという意識に変わり、お金を払ってシェアウェアを買うという動機がなくなってしまいました。
そして、有料のシェアウェアは、お金を取っているのだから完璧でなくていけないし、ユーザーサポートもしっかりしなくてはいけないという風潮に変わってきたように思います。
そうすると、ソフトを公開する側としては、シェアウェアを公開することはかなり負担になってきました。

ソフトを作るのにはお金がかかる
最近はコンパイラ(ソフトを作るためのソフト)もフリーのものもありますし、様々な情報はネット上で入手できますので、開発費をゼロにすることも可能です。
しかし、多くのプログラマは高価な有料のコンパイラを購入していますし、勉強のために書籍を購入したり、勉強会に参加したりしています。
フリーソフトは使うのは「ただ」ですが、作るのは金がかかります。それを負担しているのは開発者です。

現状のフリーソフトは、お金と暇があって、やる気があり、そのモチベーションを維持できる人が作るものとなっています。
自分の時間とお金を使って開発し、それを無償で公開しても、ネットで非難されることが多いフリーソフトです。このようなものを作りたいと思う人が、今後どれだけいるのでしょうか?

フリーソフトでお金を得る方法
フリーソフトでお金を得る方法はどのようなものがあるのでしょうか?
たとえば、商用利用のみ有料、サポートが必要な場合は有料など、フリーソフトとしては条件が付いている場合があります。また、高機能版や関連商品を販売するという方法もあります。
また、アフィリエイト、広告ウェア、他のソフトやツールバーなどの同梱などもあります。
ただ、これらで稼ぐのは容易ではありません。

フリーソフトへの寄付
私は個人が公開しているフリーソフトの場合は、寄付が最もよい方法なのではないかと考えています。
寄付は本来払わなくてもいいものに対して、わざわざお金を払ってくれる行為です。これは開発者にとってはお金だけでなく、その気持ちもとてもありがたいものだと思います。

一人が負担する金額は少額でも、人数がいればそれなりの金額になります。たとえば一年間に1000人が100円寄付したとすると、10万円になります。フリーソフトに寄付する文化根付いて、寄付する人が増えてくれば、もっと金額は増えるはずです。
もし、年間数十万円貰えるのであれば、優秀なプログラマが喜んでフリーソフトを公開するようになり、便利なフリーソフトがたくさん出回るようになるのではないかと期待しています。

ただ、今の日本では寄付という習慣が定着していませんので、現状は難しいかもしれません。
また、残念ながら少額の寄付をする方法が普及していません。
たとえば、銀行振込では振込手数料がかかりますし、ベクターのシェアレジを寄付に利用しても手数料がかかります。

海外フリーソフトの寄付(Donation)
海外のフリーソフトの多くは、ホームページに「Donate」というボタンがあり、寄付ができるようになっています。
私が驚いたのは、ある海外製フリーソフトについて調べていたときに、海外のブロガーが「あのフリーソフトはとても便利なので、みんなで寄付をして開発を継続させよう」というブログを見つけたときです。便利なフリーソフトはみんなで資金面でも応援するという意識が浸透していてショックを受けました。

欧米では寄付が文化かとして根付いていると聞きます。
2008年のアメリカの個人寄付は、一人当たり約7万円になるそうです。
日本の個人寄付は、一人当たり約2500円ですから、全く比較になりません。

もしかすると欧米で公開されているフリーソフトは、寄付という形でも支援されているのかもしれません。
一部の有名なソフト以外はそれほど寄付を集められないかもしれませんが、それでもプログラマにとっては、フリーソフトを公開する大きな動機になるのではないでしょうか。

プログラマにもっと選択肢を
フリーソフト作者が「ただ」でソフトを公開しているのは、様々な理由があると思います。
フリーソフト作者全員が聖人君子でボランティア精神にあふれている訳ではないはずです。
本当はシェアウェアや広告ウェア、寄付ウェアなどでお金を得たいけど、日本ではそれが難しいので、やむを得ずフリーソフトで公開しているということも少なくないと思います。

開発にはお金や時間がかかるのに、ネットでは非難されます。これではフリーソフトの数が増えません。
もちろん「フリーソフトで見返りを求めるなんて」と思うプログラマがたくさんいて、今後も多くのフリーソフトを作られることを期待しています。
しかし、そういう方たちだけでなく、見返りがあるならフリーソフトを作ってみたいという人たちも加わって、さらに優秀なフリーソフトが出てきてもいいのではないでしょうか。

そのためには、プログラマには選択肢が必要です。
寄付、広告表示、アフィリエイトなど、プログラマにもっと選択する余地をいただけないでしょうか。
そうすれば、今までとは違った人たちがフリーソフトの開発に参加するのではないかと思います。そして、今後そのような人たちが必要になってくるのではないかと思います。

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