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2010/03/06

解説書を公開するまで

先日、ようやく解説書を公開することができました。
参考にならないかもしれませんが、解説書を作る過程を書いてみようかと思います。
いろいろ試行錯誤したのですが、まとめるとこんな感じです。

1. 過去のメールや掲示板を整理する

ソフトを公開してから7年ほど経っているので、膨大な量のサポートメールなどがあります。
この中にノウハウを蓄積していますので、まずこの整理から始めました。
一つ一つ内容を確認し手作業で振り分けていきます。

後でわかったことですが、ここではできるだけ機械的に分けた方がいいかもしれません。
仕分け中にいろいろアイデアが浮かぶのですが、それを考えていると 時間がかかってしまいます。
アイデアはメモをとるだけにし、ここでは振り分けに集中した方が効率的かもしれません。

2. キーワードを抽出する

1で振り分けたものを元に、キーワードを抽出します。
キーワードを列挙して、分野ごとにまとめま す。

3. アウトラインを作る

2で作成した分野を元に、アウトラインを作成します。
ここではあま り深く考えず、本の目次となりそうなものを抽出します。

4. 目次を作る

ここからはいくつかの手順がある と思いますが、自分は本の目次を先に作りました。
3で作成したアウトラインを元に大きな見出しを作り、それに中見出し、小見出しを作成していきます。

5. アウトラインを肉付けする

4で作成した目次を元に、見出しごとに文章を書いていきます。
まず、2で抽出して見出しになっていないキーワードを各見出しに配置します。
そして、見出しごとに文章を書いていきます。
ここではあまり考えずに、思いつくことを一気に書いていった方がいいと思います。

6. ユーザーが欲しい情報は何かを考える

一通り文章を書き上げたら、ここから深く掘り下げていきます。
ここまでは、自分の作ったソフトの本を書いているので、割とスムーズに進みます。
しかし、ここから悪戦苦闘しました。

自分はここではじめて、この本を読む人はどんな情報が欲しいのかを考え、作成した見出しや文章を見直し ていきました。
また、一般の人がバックアップについてどういうことを疑問に思っているのかを調べ、それについての答えを考えていきました。
おそらく、ここに一番時間がかかると思います。

7. 無駄な部分を削る

人によると思いますが、自分はくどくどと説明してしまうことが多いので、文章が長くなりがちです。
そこで、余計な部分を削り、文章をシンプルにしていきます。

8. 見出しの順番を見直す

ここで見出しを見直し、読みやすい順番になっているかを検討します。

9. 校正する

まず、自分で全文章を見直し、誤字脱字やおかしな文章がないかを確認します。
次に、ソフトの校正機能を使って確認しました。
自分一人では気づかないことも多いので、ソフトでの校正は役立ちました。

10. 文章装飾する

見出しや文章を装飾します。
文章に画面や図などを加えていきます。

11. 表紙・目次・索引を作成する

目次はソフトを使用すると自動で作成できます。
索引も自動で作成できますが、こちらは作成後、無駄な部分を手作業で修正する必要があります。
表紙はセンスがあれば難しくないのでしょうが、私はこっちの才能は皆無なのでシンプルなものにしました。

12. PDFファイルを作成する

PDF作成ソフトを使用して、PDFファイルを作成します。
私は、JUST Suiteに付属しているソフトを使用してPDFファイルを作成しました。

13. PDFファイルのチェック

ここで文章や表示などの最終的なチェックを行います。

14. PDFファイルにしおりを付ける

PDF作成ソフトで PDFファイルにしおりを付けます。

15. PDFファイルにパスワードを付ける

PDF作成ソフトでPDFファイルにパスワードを付けます。
今回はPDFファイルに パスワードを設け、購入後ベクターから送られてくるライセンスキーを入力すると、そのファイルを開けるようにしました。
このようにすることで、購入後すぐにPDFファイルを見ることができます。

16. ベクターに登録する

今回解説書は、シェアウェア として登録しました。
ベクターではソフトだけでなく、文章や画像などのファイルもシェアウェアとして登録できます。
そこで、ベクターの シェアレジサービスを利用して、解説書を販売することにしました。
シェアウェアを登録する場合は、まず先にレジ作者登録が必要です。
ここでは本人確認に時間がかかりますので、本が完成する前に作者登録は先に行っておくことをお勧めします。
(作者の登録は作品ができていなくても可能 です)
解説書完成後、ベクターにライブラリの登録とシェアウェアの登録を行います。

ベクターのシェアレジサービスは購入者と販売者両方に手数料がかかってしまいますが、手数料はそれほど高くありませんし便利なサービスだと思います。
販売者は銀行口座を公開する必要がありませんし、購入者はベクターで購入できるので安心感があります。
私もこのサービスがなければ、シェアウェアでの販売は考えなかったかもしれま せん。

以上解説書を公開するまでの手順です。
実際にはスムーズに進んだのではなく、かなり試行錯誤しています。

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