2019/04/21

BunBackup Ver.6.0 公開

BunBackup Ver.6を公開しました。
今回のバージョンアップの内容は以下の通りです。
  • 新規作成ウィザード機能を追加
  • Windowsの通知機能に対応(バックアップ後音を鳴らす機能をバックアップ後通知機能に変更)
  • 64bit版に暗号化(AES)機能を追加
  • 64bit版にACL情報コピー機能を追加
  • 高DPIに対応

新規作成ウィザード

BunBackupの設定を簡単に行えるように新規作成ウィザード機能を追加しました。
BunBackupを初めて起動した場合は新規作成ウィザードが自動で起動します。
「ファイル」メニューの「新規作成ウィザード」からでも起動できます。
バックアップ元、バックアップ先などの設定を簡単に行えます。

通知機能

従来からバックアップ終了時に音を鳴らして知らせる機能がありましたが、それがWindows8以降の場合は通知機能に対応しました。
バックアップが終了したらOSの通知機能を利用してお知らせします。
通知の設定(バナー表示、音を鳴らすなど)はOS側で行ってください。

暗号化機能

従来から32bit版に暗号化機能がありましたが、64bit版にはありませんでした。
今回のバージョンアップで64bit版に暗号化機能を追加しました。
32bit版の暗号化アルゴリズムはBlowfishでしたが、64bit版の暗号化アルゴリズムはAESに変更しました。
そのため、32bit版と64bit版に互換性がありませんのでご注意ください。
暗号化アルゴリズムをAESに変更したのは安全性を考慮してのことです。
32bit版に暗号化機能を追加したのは2004年でしたが、当時のパソコンの能力を考えてBlowfishを採用しました。
現在のパソコンではBlowfishの利点はなくなったため、64bit版では一般に広く使われている暗号化アルゴリズムAESを採用しました。
なお、32bit版は互換性を考慮して従来通りBlowfishのままです。

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2019/03/17

算関 Ver.2.1 公開

算関をVer.2.1にバージョンアップしました。
Sancan
今回のバージョンアップ内容は以下の通りです。
  • 変数を利用した繰り返し計算機能を追加
  • 式を記録する機能を追加
変数を利用した繰り返し計算機能
この機能は、同じ式で一部の数値を変更して繰り返し計算するときに便利な機能です。
たとえば「(A+100)/2」という式でAをいろいろな数値に変換して繰り返し計算したいとします。
このとき
@CALC:(A+100)/2
と入力してEnterキーを押すと
A=
と表示されます。
ここでAに数値を代入してEnterキーを押すと、(A+100)/2の計算結果を表示します。
続けてAの値を変更して繰り返し計算する場合はEnterキーを押します。
また
A=
と表示されます。
これの繰り返しです。
繰り返し計算機能をキャンセルする場合はESCキーを押すか、「AC」ボタンをクリックしてください。

この機能はカシオの関数電卓では「CALC機能」、シャープでは「シミュレーション計算機能」に近い機能です。

式を記録する機能
式エディタに入力した式を記録する機能です。
よく使用する式や定数などを登録しておくと便利です。
式を記録する場合は、式エディタに式を入力後Ctrl+Sキーを押します。
式リストに表示されている式をダブルクリックすると、その式が式エディタに表示されます。

通常の式の記録にも使用できますし、繰り返し計算機能の記録にも使えます。
たとえば、台形面積の計算式を繰り返し計算機能として登録するとします。
式エディタで
@CALC:(上底+下底)×高さ÷2
と入力し、Ctrl+Sキーを押しますと式リストに登録されます。
登録した式を読み込む場合は、式リストの式をダブルクリックします。
式エディタに「@CALC:(上底+下底)×高さ÷2」が表示された状態でEnterキーを押しますと、台形面積の繰り返し計算機能が始動します。

また、物理定数など、よく使う変数と代入する値を記録することもできます。
たとえば、万有引力定数Gを記録する場合は、式に
G=6.67408*10^(-11)
と入力し、Ctrl+Sキーを押して記録します。
これで式リストのこの式をダブルクリックしEnterキーを押すと、変数Gに数値が代入され、万有引力定数として使用できるようになります。

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2019/02/11

算関 Ver.2 公開

算関(電卓ソフト)のVer.2を公開しました。

今回のバージョンアップで変数名を自由に定義できるようになりました。
Sancan2

従来使用できた変数名はa、b、c、d、m、x、yという固定の変数名でした。
今回のバージョンアップで変数名は自分で定義できるようになりました。
たとえば、a、b、cなどのアルファベット、aa、a1、width、heightなどのアルファベットと数値の組み合わせなどが可能です。
需用はないと思いますが、変数名に漢字を使用することもできます。

変数を使用する場合は、先に変数に数値を代入します。
例: a=2、b=3

そして計算式に変数名を使用ます
例: a+b

変数を使用する場合は、以下の点に注意してください。
変数名の大文字小文字は区別されません。
関数名やans、preans、gt変数など、すでに定義されている予約語は変数名として使用することはできません。
変数名の最初の文字に数値は使用できません。
変数同士のかけ算の場合、「*」や「×」の演算子を省略できますが、変数と変数の間にスペースを入れてください。
たとえば、a*bの場合はaとbの間にスペースを入れて「a b」と入力します。
数値が代入されていない変数で計算しますとSyntax Errorになります。
変数の値はソフトを終了するとクリアされます。

なお、従来通り変数mは特殊な変数として扱われます。

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2018/10/14

算関(関数電卓ソフト)を公開しました

算関(サンカン)というWindows用の関数電卓ソフトを公開しました。
算関はフリーソフトです。
http://nagatsuki.la.coocan.jp/sancan/

Sancan

通常関数電卓ソフトには数値や演算子、関数などのボタンがあり、これをクリックして入力します。
この方法ですと、マウスでクリックするので入力に時間がかかります。
そこで、キーボード主体の電卓ソフトを作成してみました。
たとえば「1+2*3」と入力してEnterキーを押すと計算結果を表示します。
式をキーボードから入力できますので、非常に高速に入力・計算することができます。
計算結果はクリップボードにコピーできます。

数値や演算子などのボタンがない分、コンパクトなウインドウなっています。
そのため、ディスプレイの片隅に置いておけば、気軽にいつでも計算することができます。
わざわざリアルな電卓を取り出す手間を省けますし、計算結果をクリップボードにコピーできて便利です。

最近電卓ソフトを作ることに嵌まっていて、いくつかの電卓ソフトを作りました。
開発したソフトを公開するつもりはなかったのですが、なぜだかこのソフトが非常に気に入ってしまったため、同じような方がいればと思い公開することにしました。
ちょっと変わった電卓ソフトですが、人によっては嵌まるかもしれません。
フリーソフトですからお気軽にお試しください。

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2018/05/22

BunBackup公開15周年

2018年5月23日でBunBackupを公開して15年です。
ついこの間10周年だった気がしますが、時がたつのは早いですね。
最近バージョンアップを行っていないので、開発をさぼってると思われているかもしれませんが、表に出ないだけで裏では開発を続けています。
新しい機能を実験したり、ユーザーさんからの要望を入れてみたりしているのですが、本当に必要な機能に厳選したいため、敢えて公開しないこともあります。
ただ、開発は続けていますので、役立ちそうな機能を実装した場合は公開する予定です。
今後もこんなスタンスで開発を続けていきますので、よろしくお願いいたします。

バックアップ入門(フリーの電子書籍)公開
公開15周年を記念して、「バックアップ入門」という電子書籍(PDF、ePub)を公開します。
この書籍はフリー(無料)で公開します。
▽バックアップ入門
http://nagatsuki.la.coocan.jp/bunbackup/book/

以前から「BunBackup解説書」という電子書籍を出していますが、「バックアップ入門」はソフトに依存しない一般的な入門書として書きました。
そのため、BunBackupユーザーさんはもちろんですが、BunBackupを使用していない方やバックアップしていない方にも読んでいただきたい書籍です。
特にバックアップ方法がわからない初心者にお勧めします。
無料ですから気軽に読んでいただければ幸いです。

さてさて15周年まで来てしまいました。
自分で言うのも何ですが、同じソフトを15年作り続けるってすごくないですか(笑)
(バカなのかもしれませんが(苦笑))
それでもやることはまだまだあって、しばらく開発は続けられそうです。
今後20周年はあるんでしょうか。
まあ、のんびり行きましょう。

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2017/12/29

バックアップ方法をチェックしましょう

バックアップ方法は人それぞれですが、年末ですのでこの機会にバックアップ方法を見直しましょう。
ここでは私が実践しているバックアップ方法をご紹介します。

エラーチェック
まず、バックアップ元、バックアップ先が壊れていないか、エラーチェックを行います。
エクスプローラーなどからドライブの「プロパティ」を開き、「ツール」タブの「エラーチェック」にある「チェック」ボタンをクリックしてください。
SSDの場合は、メーカーなどから出ている専用エラーチェックソフトを使用することをお勧めします。
エラーがあれば修復します。修復できない場合は、ドライブの交換時期です。
バックアップ元・先がHDDの場合は、最適化を行います。
ファイルが断片化しているとアクセスが遅くなります。
高速にバックアップするため、定期的に最適化を実行しましょう。
エクスプローラーなどからドライブの「プロパティ」を開き、「ツール」タブの「ドライブの最適化とでフラグ」の「最適化」ボタンをクリックしてください。
ドライブを選択して「分析」ボタンをクリックし、どのくらい断片化しているか確認します。
断片化のパーセンテージが大きくなっている場合は、「最適化」ボタンをクリックして最適化を実行します。
どのくらいの断片化で最適化するかは人それぞれですが、私の場合は5%を目安にしています。
バックアプソフトなどを使用してファイル(またはドライブ)をバックアップします。
毎回でなくても構わないので、時々バックアップ先に必要なファイルがコピーされているか確認することをお勧めします。
バックアップの設定が間違っていて、必要なファイルがバックアップされていないこともありますので注意が必要です。

複数のバックアップ先へバックアップ
バックアップ先が壊れることもありますから、できればバックアップ先は複数用意し、順番にバックアップすることをお勧めします。
順番にバックアップしてあれば、バックアップ先分世代が残りますし、ランサムウェアなどに感染してバックアップ先が暗号化されても、別のバックアップ先から復元することができます。
バックアップ先は二カ所以上に

ドライブの寿命をチェック
最近のHDDやSSDは、S.M.A.R.T.情報をチェックすることでドライブが健康かをチェックできます。前述の「エラーチェック」だけでなく、定期的にS.M.A.R.T.情報をチェックすることをお勧めします。
なお、S.M.A.R.T.情報で問題がなくても、突然ドライブは壊れることがあります。
一般的にHDDは4~5年経過すると故障の確率が高くなると言われているので、定期的にドライブを交換することをお勧めします。

回復ドライブを作成
イメージバックアップしている場合はOS自体もバックアップされますが、ファイルバックアップの場合はOSはバックアップされません。
そのため、起動ドライブの故障に対処するため、Windowsの回復ドライブを作成しておくことをお勧めします。
なお、回復ドライブを作成する場合は、システムファイルもバックアップしておきましょう。

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2017/03/20

ドラグ&ドロップで設定

知らない方が多いかもしれませんが、BunBackupはエクスプローラーからのドラグ&ドロップで設定できる項目があります。
複数のファイルやフォルダを一度に登録したいときに便利な機能です。

メインウインドウ
まず、BunBackupのメインウインドウにファイル、またはフォルダをドラグ&ドロップしてみてください。バックアップ先を選択するダイアログを表示しますので、フォルダを選択してOKボタンをクリックしてください。
これでドラグ&ドロップしたファイル、またはフォルダがバックアップ元として設定されます。
フォルダをドラグ&ドロップした場合は、そのフォルダがそのまま「バックアップ元フォルダ」となります。ファイルをドラグ&ドロップした場合は、そのファイルがあるフォルダが「バックアップ元フォルダ」となり、「対象ファイル」にそのファイル名が登録されます。
複数のファイルまたはフォルダを一度に登録することもできます。

バックアップ元フォルダ・バックアップ先フォルダ
「バックアップ設定」の「バックアップ元フォルダ」または「バックアップ先フォルダ」に、エクスプローラーからフォルダをドラグ&ドロップすると、これらを設定することができます。

対象ファイル・除外ファイル
「バックアップ詳細設定」の「対象ファイル」または「除外ファイル」に、エクスプローラーからファイルをドラグ&ドロップしますと、ファイル名を設定することができます。

世代管理フォルダ
「バックアップ詳細設定」の「世代管理を保存するフォルダ」に、エクスプローラーからフォルダをドラグ&ドロップしますと、そのパス名を設定することができます。

除外フォルダ
「バックアップ詳細設定」の「除外フォルダ」に、エクスプローラーからフォルダをドラグ&ドロップしますと、そのパス名を設定することができます。

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2017/03/06

俺のリストア術

 前回「俺のバックアップ術」を書きましたが、これだけだと片手落ちなので、リストア(復元)についても書いておきます。
 何らかのトラブルがあったときは、そのトラブルに応じてリストア方法を考えます。バックアップ方法を分散しておくと、状況に応じてリストア方法を変えることができるというメリットがあります。

いくつかのファイルをリストアする
 一部のファイルを消失した、古いバージョンに戻したいなど、単にいくつかのファイル、またはフォルダを復元するときは、BunBackupでバックアップしたファイルをエクスプローラーなどでコピーします。

パソコン全体をリストアする
 HDDが壊れてパソコンが起動しなくなった、またはWindowsが不調になった、マルウェアに感染したなどのときは、Acronis True Imageのバックアップからリストアします。Acronis True Imageからのリストアですと、OS、アプリケーション、それらの設定もすべてバックアップされているので、短時間にパソコン全体を元の状態に復元できます。
 自分の場合はイメージバックアップは月一回程度しか行っていないので、イメージバックアップからのリストアだけでは最新のファイルになりません。そのため、イメージバックアップからリストア後、BunBackupのバックアップ先から最新のファイルをリストアします。
 イメージバックアップのリストアは一つ注意することがあります。それはバックアップ時点で不具合が混入されいた場合、それも一緒に復元されてしまうということです。そのため、OSからクリーンインストールする方法も用意しておきます。

パソコンをクリーンインストールする
 パソコンをクリーンインストールする場合は回復ドライブが便利です。
 Windows10には回復ドライブを作成する機能があります。回復ドライブを作成しておくとOSのインストールが簡単に行えます。回復ドライブを作成する場合は8GB以上のUSBメモリが必要になりますが、現在はUSBメモリも安くなりましたので、一つ用意しておくことをお勧めします。自分も各パソコンごとに回復ドライブを作成してあります。
 クリーンインストール時は、まず回復ドライブからOSをインストールします。次に使用するアプリケーションをインストールします。そして最後にBunBackupでバックアップしてあるファイルからリストアします。

リストアで重要なことは
 リストアで重要なのは、短時間で簡単に復元できるということです。
 通常リストアが必用になるのは、何らかのトラブルが起きたときです。たとえば会社のパソコンが起動しなければ、業務に支障をきたします。そのため、できるだけ早く復旧しなければなりません。そのため、短時間にリストアできるということは重要です。
 また、一部のファイルだけを復元したいのか、パソコンが起動しないのかなど、状況によってリストア方法は変わってきます。複数のリストア方法を用意しておくことも重要です。
 バックアップ先が壊れていてリストアできなかったというのもよくある話です。そのため、必ずバックアップ先は複数用意しバックアップしておきましょう。

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2017/03/05

窓の杜の「実録! 俺のバックアップ術」に便乗してみました

 窓の杜で「実録! 俺のバックアップ術」という連載をしていましたが、これに便乗して私のバックアップ術を書いてみます。

 自分はとにかく面倒くさがりなので、手間がかかることは長続きしません。そこで手間がかからないということが最重要事項です。
 ただし、楽してバックアップしても、いざというときにリストア(復元)に手間がかかったり、時間がかかったりしては困ります。そのためリストアのことを考慮してバックアップするようにしています。
 そこで実践しているのが、バックアップ方法を「分散」するということです。

楽する用:日々のバックアップはUSB接続の外付けHDDに
 日々のバックアップは短時間に終わって欲しいので、常時接続しているUSB接続の外付けHDDにバックアップしています。HDDはアクセス速度が速いため、短時間でバックアップが終了します。
 バックアップソフトはBunBackupを使用します。バックアップを短時間で終わらせるためには、不要なファイルを除いてバックアップ対象を絞る必要があります。そこで大事なファイルは「ドキュメント」に置き、このフォルダをバックアップ対象としています。ドキュメント内にも不要なファイルがあるので、対象・除外ファイル、除外フォルダなどの機能を利用して対象を更に絞ります。
 このバックアップは数十秒程度で終わります。通常はパソコンの電源を落とす前にこのバックアップを実行します。大事なファイルを作成・更新したときはすぐにバックアップします。

念のため用:週一回はポータブルHDDに
 日々のバックアップは常時接続の外付けHDDにバックアップしていますが、これですとランサムウェアなどのマルウェア、地震・雷などの災害、盗難などに対処できません。たとえばランサムウェアに感染すると、パソコンに接続されているHDDはすべて暗号化されてしまう可能性があり、肝心のバックアップが意味がなくなってしまいます。
 このようなことに対応するために、ポータブルHDDにバックアップして、普段パソコンから外しています。そしてパソコンとは違う場所に保管しています。ただそうしますとHDDを接続するのが面倒になるので、週に一回程度のバックアップにしています。

さらに念のため用:思いついたときにDVDに
 上記のバックアップでも十分だと思いますが、自分は更にプログラムソースや、自分で撮影した写真・動画はDVDに焼いて保管しています。DVDは同じものを複数枚作成して場所も分散しています。たとえば自宅と実家という感じです。

イメージバックアップを兼用
 日々のバックアップは時間がかからないBunBackupを使用していますが、ファイルバックアップだけですと、リストア時にOSやアプリケーションを再インストールするのに時間がかかります。
 そこで私はAcronis True Imageというイメージバックアップソフトを兼用しています。イメージバックアップすることで、ドライブまるごとバックアップできますから、OSやアプリケーション、それらの設定もバックアップできます。
 イメージバックアップは最低限月一回行います。これは第一週目の土曜の朝というように日時を決めることで忘れるのを防止しています。バックアップには2時間くらいかかりますが、パソコンを使用していないときに実行しているので、時間はそれほど気になりません。
 イメージバックアップは、毎回すべてのファイルをバックアップする完全バックアップ、前回より増えた分のファイルのみをバックアップする増分バックアップ、初回からの差分をバックアップする差分バックアップという方法があります。一般的には時間や容量などを考慮して、増分、差分バックアップをする方が多いと思います。
 ただ私は毎回完全バックアップをします。
 一つの理由としては、日々のバックアップはBunBackupを使用しているので、イメージバックアップは月に一回程度しか行いません。そのため時間のかかる完全バックアップでも面倒にならずにすむということがあります。
 また、増分・差分バックアップはリストアに時間と手間がかかるということと、増分・差分バックアップしたファイルが壊れていた場合、一部のファイルがリストアできなくなる可能性があるので、完全バックアップにしています。
 完全バックアップは3世代ほど残しています。

クラウドストレージも利用
 クラウドストレージも使用していて、Dropbox、OneDrive、Googleドライブを用途別に分けて使用しています。これらはバックアップというよりは、他のパソコンやスマホと共有することがメインですが、結果としてバックアップにもなっています。
 クラウドストレージに上げるものは、容量が小さいものに限定しています。そうしないと同期に時間がかかってしまうためです。
 クラウドストレージは瞬時に場所を分散できるためバックアップ先として有効なのですが、ダウンロードに時間がかかります。その点を考慮しておかないと、いざというときのリストア時に慌てることになります。

自動バックアップは行わない
 バックアップソフトには自動でバックアップする機能が搭載されていますが、自分はこの機能を使用しません。これは自動バックアップだと何らかのトラブルが発生したときに、気づくのが遅れてしまうためです。
 バックアップ後必ずバックアップ結果をチェックして、ちゃんとファイルがコピーされているか、コピーに失敗したファイルはないかなどをチェックしています。

NASは使用していない
 以前はバックアップ先にNASを使用していました。ただ最近は外付けHDDを使用しています。これは外付けHDDの方が割安で、管理も楽だからです。複数のパソコンからバックアップするのであればNASは便利ですし、RAIDなど高度なバックアップをするのであればNASは必要です。また企業で使用するなど、セキュリティを考慮する場合もNASは有効です。
 ただ自分の場合は、NASにするよりも複数の外付けHDDにバックアップする方が安価で、バックアップ先も分散できるため、自分の用途には合っているような気がします。

バックアップで重要なことは
 面倒くさがりと言っていながら、けっこう手間かけてバックアップしてるんじゃないのと思った方がいらっしゃったかもしれませんが、バックアップのメインは「楽する用」なので、一日に数十秒しかかからないお手軽バックアップです。その他のバックアップはどれも念のためようなので、それほど厳密には考えていません。

 とにかく重要なのは、どのファイルが大事なファイルなのかを認識すること、そしてその大事なファイルを複数のバックアップ先にバックアップすることです。
 そしてもう一つ重要なのが、リストアを考慮してバックアップすることです。リストアするときは何らかのトラブルが発生して慌てているときなので、手間がかからず短時間でリストアできるということは重要です。
 そのため、複数のバックアップ方法を組み合わせて、いろいろな状況に効率よく対応できるようにしています。

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2016/11/30

PC Watchで始まった「実録! 俺のバックアップ術」の連載が面白い

PC Watchでバックアップを紹介する連載が始まりました。
何せバックアップに関する連載ですから、これは貴重かもしれません(苦笑)
(ちなみにこの記事ではBunBackupについても書かれています)

プロが書かれた記事なので非常にわかりやすいですし、実際に使用しているバックアップ環境について書かれているので、実用面でも大変参考になります。
ちょっと面白そうなので、この連載に関連して自分なりの考えをメモしておこうと思います。

写真のバックアップ
最近の写真のバックアップは容量が大きく、バックアップ先の選択が難しくなってきています。記者の方や趣味で一眼レフを使っている方は、一枚の写真容量が大きく枚数も多いでしょうから、バックアップは大変だと思います。
HDDも年々容量は大きくなっていますが、大容量HDDは価格が高く、コストがかかります。

個人的にお勧めは、とりあえず大容量外付けHDDにバックアップ。
そして定期的にBD-R (Blu-ray Disc Recordable)にバックアップしてバックアップを二重化。
外付けHDDは2年くらい使用したら交換。(故障する前に交換することが重要)
ただし古いHDDに問題が発生してなければサブのバックアップとして使用し、バックアップを三重化。
そして、サブバックアップ用外付けHDDは普段パソコンから外しておく。(ランサムウェア、雷などの対策のため)
HDD容量が足りなくなったら、優先度の低い写真はBD-RのみとしてHDDの写真は削除。(できればBD-Rは2枚以上にバックアップし異なる場所に保管)

NASは便利ですが、同容量のHDDと比較すると割高です。
RAIDやインターネットからのアクセスなど、NASの機能が必要な場合は別ですが、それ以外は割安な外付けHDDで十分だと思います。
安価なHDDで安全性を高めるなら、複数のHDDにバックアップするという方法もあります。

バックアップ時ミラーリングするときは、世代管理機能を使用して間違った削除に対応できるようにしておく。
(自動バックアップ時は特に世代管理機能を推奨)

リアルタイム同期の注意点
バックアップ元が更新されたら、すぐにバックアップされるのがリアルタイム同期です。常にファイルが複製化されるため、バックアップまでのタイムラグが発生しないという利点があります。
ただし、リアルタイム同期には注意点があります。

一つは記事に書かれているとおり、ファイルが更新されたら直ちにコピーされるため、作業中だと動作が重くなります。
優先度を下げる機能があれば、優先度を下げておくことをお勧めします。Windows Vista以降ではHDDのアクセスに優先度を指定できるようになっていますので、優先度を下げておけば作業中のアプリケーションは重くなりません。なお、優先度を下げるとHDDのアクセスに空きができるまではコピーされません(タイムラグが生じます)ので注意が必要です。

もう一つは、誤った更新やランサムウェアの感染などの意図しない書き換えに対して対処できないことです。たとえばランサムウェアに感染した場合、バックアップ元が暗号化されますと、直ちに暗号化されたファイルがコピーされバックアップ先が上書きされてしまいます。
これを避けるため、リアルタイム同期する場合は必ず世代管理してください。

クラウドへのバックアップ
最近はAmazon「プライム・フォト」やGoogle「フォト」のように無制限でクラウドにバックアップできるサービスがあります。
クラウドへのバックアップは、場所を分散できるという特徴があります。パソコンとは別の場所でファイルを保管しますので、盗難や災害にも対応できます。

クラウドへのバックアップの注意点の一つは、バックアップ容量です。クラウドへのコピーはHDDと比較して遅いため、容量やネットワークの速度によってはバックアップにかなり時間がかかります。
あと、インターネット回線によっては一日の容量に制限があります。大容量のファイルをバックアップした場合は回線に制限がかけられる場合がありますので注意が必要です。

もう一つ考慮しておくことは、リストア(復元)にも時間がかかるということです。リストアする場合は急を要することもありますが、環境によってはリストアに時間がかかります。そのため、クラウドのみではなく、必ずHDDなどのローカルなバックアップと組み合わせることをお勧めします。

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